▼国王SUNKINGさんの記事

2012年03月04日

ビートルズとカポ

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ジョンレノンがリズムギターの名手であることは、ビートルズファンであれば周知のところ。ライブパフォーマンスは別として、スタジオレコーディングでは「カポ(カポタスト)」という演奏補助器具を多用していたと思われます。

ジョンに限らずビートルズソング全体について、このカポタストを語れば、まず最も有名どころとしてジョージハリスンの作品「Here Comes The Sun」「If I Needed Someone」が挙げられます。後者の「If I Needed Someone」はアルバム「Rubber Soul」に収録されていますが、このアルバムにはその他にジョンの作品「Norwegian Wood」「Girl」、ポールの「Michelle」などで、このうち「Norwegian Wood」はビートルズサウンドを語る上で、かなり重要です。

ジョンレノンはローコードの「D」をとても好みました。このコードの響きは高音4弦を中心にした軽やかな和音です。「Norwegian Wood」はこの「D」の形を様々に変形させて主要メロディの伴奏に用いています。そしてこのアルバムでは、他にもジョンがカポを使ってポジションを上げている有名な曲があります「Nowhere Man」ですね。全編において「チャリチャリ」と鳴るジョンのリズムギターは愛器Gibson J-160Eによるもので、明らかに2capo「D」スタイルを採用しています。ライブではカポをせず「E」スタイルですが。

この2capo「D」スタイルは、かなりお気に入りだったようで、おそらく「Yes It Is」で既に実行しています。キーが「E」の曲が出来た時点で2capo「D」での演奏(これもキーが「E」となる)を前提としていたのかも知れません。響きが好きだったのでしょう。同時期の作品で「It's Only Love」は確信犯。ポジションの違うアコースティックギターを重ねて、豊かな響きを表現しています。最初のギターはカポ無し、追加されるギターは5capoだと思われます。

YouTubeで世界中のビートルズファンをプレイを見ることができますが、このあたりはまず自分の耳で聞いて確かめることが必要かもね〜。

ビートルズとカポについては1回では語りきれないかもしれません。
 
 
posted by 国王SUNKING at 13:58 | Comment(0) | ビートルズうんちく風
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