▼国王SUNKINGさんの記事

2011年09月16日

A Day In The Life

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A Day In The Life
ア・デイ・イン・ザ・ライフ

アルバム Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandのラストに挿入された、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作による楽曲。僕は子供の頃からこの曲が大好きでした。アルバムは、後の世に「20世紀とはどんな時代であったか」を知りたければ、このアルバムを聴かせれば分かる…とまで言わせた傑作。ポールの考案したコンセプトに基づきメドレー形式で展開します。

「A Day In The Life」はアルバムコンセプトでは、いわゆる「アンコール」の位置づけで、直前に演奏される「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band Reprise(リプリーズ)」を受けて静かに始まります。2011年9月に「Love FM」へのリクエストにそえた(僕の)コメントを引用すると「新聞を読んでいたら、そのままブラックホールに吸い込まれ大爆発したような衝撃」。日常から宇宙の彼方へ消え去る自分。

(ステレオ盤で)ジョンは最初右奥に登場し、曲の進行とともに中央から左へと動いてゆきます。最後には完全に左にいる。使用できるトラックに限りがあるので仕方なかったのでしょうが、これが不思議な効果を与えています。

「Film」という歌詞の部分で、ジョン独特の「声の歪み」は強調され、早口になる部分で、まるで風に乗るように言葉が宙を舞います。おそらく薬物の影響も大きかったのでしょうが、とても現実世界を歌っているとは思えないですね。

音楽は楽しむもの…が、ごく当たり前の時代に、音楽は感じるもの…と、もう一歩先へ進んだビートルズ。それは、まるでかつての巨匠たちが「絶対音楽」から「表題音楽」へ移行した時代と似ているのでしょうか?ことクラシック音楽に関しては、絶対音楽が好みではありますが(笑)

いずれにしても、ポール・マッカートニーの発案(コンセプト)のアルバムは、それを否定するジョン・レノンとの共作である、このア・デイ・イン・ザ・ライフのエンディングで、まるで絶頂から奈落の底に転落するように完結します。それは、レノン=マッカートニー両者の考えの違いが反発し合って、弾け飛んだようにも見えます。

最後に、ラジオ番組で流れたら放送事故とも勘違いされそうな空白を経て、動物へのメッセージが流れます。若かりし僕はこのアルバムを聴く度に、その余韻でしばらくじっと動けなくなっていました。
 
posted by 国王SUNKING at 14:53 | Comment(2) | ビートルズソングス
この記事へのコメント
国王sunkingさん、大変ご無沙汰しております。

「A DAY IN THE LIFE」いい曲ですね。
わがバンドもこの曲をステージで演奏することがありますが、難しいですね〜。

自分はringo役なので、この曲には苦労します。何と言ってもこの曲のリンゴのプレーは最高に難易度が高いのです。
タメの効いたフィルインやドラムヘッドのチューニングもLOWテンションにして、なおかつ深いリバーブがかけてあるような重厚な音を再現するのはステージでは不可能なのです。
自分のプレーをあとからビデオで見るとガックリきます(泣)やっぱりringoは偉大だ!!あのタメと独特なフィルはringoしかできないし、有能なドラマーでも決して真似することができないのです。(もちろん、この曲に限らずですが…)

全体的には中間部とエンディングのオーケストラの部分をSEにして再現していますが、「[A DAY IN THE LIFE]という曲をやりました。」の程度の演奏に終わってしまいます(泣)

あっ!そういえば、10月9日は楽しみにしています♪フルメンバーでのパストマスターズはまだ拝見したことがないので楽しみです。当日ははじけてくださいね。
また最後に「A DAY IN THE LIFE」セッションしますか???

道中、お気をつけてお越しください。
Posted by fabringo(fabrick) at 2011年09月21日 11:38
fabringoさん、今年もまたお会いできる季節が来ましたね〜。10月9日、広島で会いましょう!「A DAY IN THE LIFE」が演奏できたら良いなーって、思っていますよ。まだお聞きになっていないかもしれませんが、ドラムは貴方「fabringo」さんです〜、今年も!また、ご連絡します!
 
Posted by 国王SUNKING at 2011年09月22日 00:25
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