▼国王SUNKINGさんの記事

2011年06月25日

シェア・スタジアムのツイスト・アンド・シャウト

永年ひっかかっていた「シェア・スタジアム」の「ツイスト・アンド・シャウト」。映像を見て、口パクというか、映像と音がずれていることは、前から分かっていましたし、音源差し替えの可能性もかなり感じていました。

それにしても、それ以上の「ひっかかり」があったんですよね、しかも何十年も放置してました。最近バンドでツイスト・アンド・シャウトのライブ風を再現するってことになって、間奏から始まるバージョンの研究をしてみたら、びっくりで。シェア・スタジアム映像の「ツイスト・アンド・シャウト」の演奏って、ハリウッド65年の音源だったんですね。ずっと前に気付いた記憶があり、それを忘れていました。

本物の「ツイスト・アンド・シャウト」の演奏もYoutubeで見られます。「Raw」または「ORIGINAL」とつけて検索すると出ますよ。ポールとジョージのファルセットコーラスの部分で、ジョージがマイクから離れる際に、ポールの声だけに聴こえる箇所があり、信憑性があります。本物では、ジョンの声が拾われていないので、それが差し替えの大きな理由でしょう。

「ア・ハード・デイズ・ナイト」も差し替えですね。映像のつなぎもすごいですよね〜。ジョージがリッケンバッカー36012で演奏しているのに、途中で一部グレッチテネシアンに変わってます。

他にも音が差し替えられた曲が多くあるようですが、有名な話で「アクト・ナチュラリー」は、レコード音になっちゃったことですね。これは中学生の時、ビートルズフィルムコンサートでこのライブを見た時に気付いて、かなりショックを受けました。ライブの音響環境(モニター)と、録音環境、マイクの調子など、当時はまだまだ巨大コンサートに適していなかったので、仕方ないでしょうね。

ビートルズがライブ演奏が下手だ と、思ってしまいそうな方々には、そのあたり考慮に入れてほしいですね。「ビートルズの音楽をちゃんと聴きたいなら、レコードを買ってね!」って、当時のジョンも言ってます。

 
posted by 国王SUNKING at 17:31 | Comment(4) | ビートルズうんちく風
この記事へのコメント
sheaですね〜。

あの映像のEd Sullivanに4人が紹介されて、4人が控えからステージに向かう時のシーンであまりの歓声(ジェット・スクリーム)の凄さに警備の人が耳を塞ぐシーンが印象的なんですよ〜。

あれ見て、Hollywood BowlのライナーでGeorge Martinが書いていた“歓声がすごくて録音が使えなかった”っていう文が納得できましたもん。

でも“狂気のジェット・スクリーム”の極めつけは米盤のBeatles Storyに1分だけ入っていた64年のHollywood BowlのTwist And Shoutで聴けるヤツかな‥‥と。

あれは初めてヘッドホンで聴いた時怖かったですもん(笑)

あれを聴けば“Beatles以降、彼らより熱狂を生みだしたバンドはいない”って判りますもんね。

あの状況下での演奏ですもん。

とても想像できないですよ。

で、頭の中で重ね合わせるんです。

62年のStar Clubでの演奏を。

やっぱり巧い。

で、69年のRoof Top。

やっぱり巧い。

66年の日本公演。

こんな記録が残るなんて、本当に日本人のBeatles Fanで良かったです(笑)


“聴けば聴く程”なんですけど‥‥


4人の演奏力の高さには驚かされます。


特にRingo‥‥。


あり得んです。凄い。
Posted by akira (rubber ladder soul“元nancle”)のベースです。 at 2011年06月27日 12:45
はじめまして。
四国在住のビートルズファンです。おしいところで、リアルタイムのビートルズを見逃した世代です(解散の時、中1でした)。
ところで、教えていただきたいのですが、例のロイヤルバラエティーショーでのツイスト・アンド・シャウト(ジョンの宝石じゃらじゃら発言のやつですね)をユーチューブで見たのですが、レコードと寸分たがわぬ名演です。ボーカル、コーラス、演奏ともにあまり完璧すぎてもしかして差し替えかなあ思うのですが。ポールのカウントとか、演奏後のBGMの入り方とかを聞いていると、ライブかなあとも思いますが。どうなんでしょうか?
Posted by ファットマン at 2011年08月01日 10:24
akira (rubber ladder soul“元nancle”)のベースです。さん>

めっちゃ名前が長くなってますね(笑)
コメントは、流石!ですね、毎回。ありがとうございます。とても勉強になりますね〜。ビートルズの時代に関して、とっても残念なのは、やはりライブ録音の技術が成熟していない…。ことですね。ビートルズのライブ音源は、たくさん聞いたことがありますが、歌やギターのバランスが悪いものが多いですよね。

しかし、一回で良いから本物のライブ演奏を、肉耳(にくじ?)で聞いてみたかった…。


ファットマンさん>書き込みありがとうございます。

ロイヤルバラエティーショーでのツイスト・アンド・シャウトのライブ映像はとても有名ですよね。しかも、演奏がもの凄いです。でも、これは実演奏だと思って間違いないと思いますよ。ジョンのヴォーカルの「崩し具合」も絶妙ですね。

ツイスト・アンド・シャウトは、ビートルズの楽曲の中でも、最もライブ音源が多く残っているものの一つでしょう。フルヴァージョンとショートヴァージョン(間奏から始まるもの)があります。良く聞くと、毎回のようにジョンは違う歌い方をしています。歌い慣れてしまったので、「どうにでも歌えるよ〜」って感じですね。
Posted by 国王SUNKING at 2011年08月03日 04:09
ありがとうございます。
やはりそうですか。これはすばらしい演奏ですね。もう一つのツイスト・アンド・シャウトと言っても過言ではないのじゃないでしょうか。
ジョンのボーカルの「崩し具合」、私などにはよく分からないなあ。もう一度よく聞きなおしてみます。
いずれにしても、ビートルズは適切なキャパシティーで、まともにモニターが聞こえる状況であればこれだけの演奏ができたということなんですね。リンゴとポール中心に「魅せる」ステージングも完璧ですよね。
それと、ジョンがあれだけの発言をお歴々の前で披露した以上、へたな演奏はできないなというので、4人のテンションがレコーディングのときにまけないぐらい上がっていた、というのはちょっと思い入れの過ぎるファン心理でしょうか。
Posted by ファットマン at 2011年08月04日 08:42
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