▼国王SUNKINGさんの記事

2010年08月23日

I Saw Her Standing There

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I Saw Her Standing There
アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア

邦題「その時ハートは盗まれた」は2010年の現代では通じる人も少ないですね。ポールマッカートニー作曲による、初期の代表的なオリジナル・ロックンロールです。デビューアルバムの1曲目を飾るに相応しい名曲で、この曲をレパートリーとしないビートルズトリビュートバンドは「無い」と、断言したいほど、演奏意欲をかき立てます。

ビートルズの演奏は、素晴らしいものでほぼライブ感覚で録音されています。ステレオバージョンで左から聴こえるポールの手数の多いベースは、ダウンピッキングとアップピッキングを巧みに組み合わせた、神業のようなラインです。

右から聴こえるリズムギターはジョンによるもので、リッケンバッカー325。太い弦を中心に解放弦を効果的に使った野太いサウンドです。弾き方には諸説ありますが、左チャンネルのポールのベース音が漏れてかぶっている印象で、ジョンはそれほど複雑なフィンがリングはしていない気がします。

左よりのナチュラルディレイ(自然に響きが加わった)クリアなギターは、ジョージによるもので、曲を通して、かなり細かいニュアンスで色づけをしていて秀逸です。ジョージ自身もライブステージでは、これほどの素晴らしい演奏を再現できていません。ほとんどのライブで、手抜き(言い過ぎでしょうか)にアレンジされたバージョンで演奏しています。が、それはそれで、また良い味を出しています。

リンゴのドラムは軽やかに跳ねていて、この曲の完成度に欠かせない躍動感を与えています。

後の1999年、リヴァプールのキャヴァーンクラブで行われたミレニアムライブ「The Big Little Gig」では、ギターにピンクフロイドのデヴィッド・ギルモア、ザ・パイレーツのミック・グリーン、ドラムにディプパープルのイアン・ペイス、キーボードにピート・ウィングフィールドを加えた、凄いバンドでした。

http://www.youtube.com/watch?v=LbC0evIHkDo
  
 
posted by 国王SUNKING at 21:02 | Comment(0) | ビートルズソングス
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