▼国王SUNKINGさんの記事

2010年07月15日

ジョンとポールのデュオ

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ジョンレノンとポールマッカートニーの二人。ジョンとポールのデュオは20世紀最高のハーモニーを生んだと言いきりたいです。その大きな要因は二人の声質にあると思います。

初期の二人の声質は、ジョンが「尖った太い声」ポールが「平らで細い声」。この両者が解け合って、唯一無二となります。また、表面的には「ハスキーなジョン」+「スイートなポール」と見えがちですが、実はポールもハスキーボイスの傾向があり、ライブや一人で歌う曲には顕著です。

初期の「ジョンとポールのデュオ」は、彼ら二人にしかできない世界を作り上げました。録音技術上の理由(トラック数の問題)もありますが、二人の解け合うようなハーモニーは、初期ビートルズの最大の魅力の一つです。その多くは「ジョン主導」のものです。バランス的にはジョン:ポールが、5.5:4.5のとき、ジョンの野太い声にポールのソフトさが調和し絶妙のブレンドとなります。ほとんどの場合ジョンが低音で、この低音が素晴らしいですね。

自分が好きなものとしては「アイルゲットユー」「ゼアザプレイス」「イフアイフェル」「ベイビーズインブラック」など。

中期の「ラバーソウル」というアルバムは「ジョンとポールのデュオ」を堪能できる最後のアルバムです。ドライブマイカーでは、初期の曲とは逆転し、ジョン:ポールが4:6ほどの割合で、ポールのボーカルは伸びのある素晴らしいもので、ジョンはそれを下から支えるような役割に聴こえます。「主たる作曲者がリードボーカルを担う」という原則が一層強くなったことも一因です。小曲「ザワード」「ウェイト」」は、これまで通りジョンとポールがほぼ対等のデュオを保った傑作です。

リヴォルバー以降はこのような「ジョンとポールの絶妙デュオ」は影を潜めます。バースデイでは、ほぼポールの一人勝ちですし。レットイットビーで採用された「ワンアフター909」が、唯一初期のデュオを思い出させてくれます。「トゥオブアス」も良いですが、すこし寂しさが漂います。 
 
posted by 国王SUNKING at 11:58 | Comment(0) | ビートルズうんちく風
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