▼国王SUNKINGさんの記事

2009年09月02日

ザ・ビートルズ スーパー・ライヴ! At The Hollywood Bowl

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ザ・ビートルズ スーパー・ライヴ!
The Beatles At The Hollywood Bowl

アメリカのロサンゼルス「ハリウッド・ボウル」で行われた、1964年と1965年のライブ録音をくっつけて1枚のダイジェスト版にしたもの。1977年にアナログ盤で発売されたがCD化はされていない幻のライブアルバム。ジョンは少し声がかすれていて疲れ気味に感じますが、それでも凄い迫力。ポールは元気満々です。オリジナルをステージで再現しているというより、かなり弾きこなした感じのベース演奏です。かなり

自分は発売当時にこのあるアルバムを購入、その後に海賊盤のCDも入手しました。この海賊盤は、「The Beatles At The Hollywood Bowl」として発売されたコンプリートバージョンに、1964年と1965年のライブ演奏そのままを収録した豪華版でした。採用されなかった曲は「You Can't Do That」「If I Fell」「I Want To Hold Your Hand」「I Feel Fine」「Everybody Trying~」「Baby's In Black」「I'm Down」などいろいろ聞くことができますが、録音バランスや演奏の完成度が原因で外されたと思われます。1965年のライブでは途中でマイクが倒れたのでしょうか、爆音とともに音響が変になり、ジョンとジョージがマイクテストをしています。周りの音も聞こえなかったのでしょう、「Everybody Trying~」では出だしがぎこちないし、「I'm Down」ではポールが完全に音を見失い、自分だけ別の箇所を歌っています。

01. Twist And Shout
間奏から始まるショートバージョン。リンゴのドラミングはライブ向きで、ハイハットをかなり開いています。

02. She's A Woman
これも公式バージョンより短いです。ポールのヴォーカルが光ります。ステージの大きさの割にアンプの出力が弱かったせいでしょうか。かなりギター音が歪んでヘビーな感じになっています。

03. Dizzy Miss Lizzy
Help!に収録された公式バージョンよりも遥かにドライブしています。

04. Ticket To Ride 

05. Can't Buy Me Love
途中まで音が小さいですが、ジョージのギターが良い味を出しています。

06. Things We Said Today
これもショートバージョン。サビのハモはジョージ。この頃までは、ポールのライブでの持ち歌が少し不足気味ではなかったか?と感じます。

07. Roll Over Beethoven
もの凄い迫力。ジョージが大活躍、歌もギターソロも抜群です。ポールのベースはこの世のものとは思えません!四人の演奏が大爆発してます。

08. Boys
渾身のボーイズ。リンゴの歌もピカイチ。自分がこれを現場で見たら失神しています。

09. A Hard Day's Night
オリジナルよりかなり遅く演奏しています。この演奏を聞くと、やはりオリジナルのA Hard Day's Nightは奇跡なのだと痛感します。ビートルズ本人でさえ、レコードのように演奏はできないのです。

10. Help!
ジョンは例によって歌詞を間違えています。

11. All My Loving
これも必聴。感動で涙が込み上げてきます。後半のハモリの部分は低い方がジョージ。ギターを弾きながらなのでしょうか、歌い方がジョージ節になっちゃってます。でも良い雰囲気です。

12. She Loves You
ポールのヴォーカルが弱いのが残念ですが、凄い演奏です!ファルセット部分はオリジナルと異なりますが、凄いビブラートです。

13. Long Tall Sally
ポールお決まりのお別れのMC「もう時間がないんだ、最後の曲だよ」みたいな感じで始まります。ジョージは12弦ギターで演奏しているように聞こえます。後半のリンゴの乱れ撃ちがあまりハッキリ聞こえないのが残念。
 
  
▼1964年と1965年の演奏が混在しています。

何かで読んだのですが、全般的に1964年の演奏は「早い」1965年の演奏は遅い。ということを感じとりたいですね。レコード発売当時は、そこまで読み取れませんでしたが、確かにその通りとも言えます。「1964年の演奏で少し慌てた印象があったので、1965年にはゆっくり落ち着いて演奏した」という説もあるそうですが、1964年の演奏はスピード感溢れる名演だと思います。ライブではどうしてもレコードよりも速くなり、抑揚の無い走った演奏になりがちですが、この場合はそれを上回るノリが出ている気がします。
 
posted by 国王SUNKING at 22:05 | Comment(2) | ビートルズうんちく風
この記事へのコメント
こんにちは〜。


Hollywood BowlとStar Cub....

この2枚とビデオが発売されて“スゲ〜ッ”だった日本公演ぐらいでしたもんね。レコード屋さんで“普通に買えた”ビートルズのライヴって(あとは1分ぐらいアメリカ編集盤のBeatles Storyにちょこっと入っていたTwist And Shoutもありましたね)。


‥‥で、書かれていらっしゃる“完全盤”にはホント度肝抜かれました。確か93年にYellow Dogから65年8月30日のステレオと64年8月23日のモノラルを収録した盤が1枚物で出たんですけど、まさか、その4年後に64年もステレオ、65年は29日・30日の両日の完全盤で出るなんて夢でしたし、“あり得ない”って思っていた事だったんであのMidnight Beatの2枚組ボックスは思い入れが強いです(とりあえず、流出したわけですから、オフィシャル化も近いのかななんて思ってましたけどねぇ〜出ないですね〜同時にリリースされたジョージのMaking Of All Things Must Passも信じられないリリースでしたね。ちなみに64年のHollywood Bowlですが、前掲Yellow Dog盤収録のモノラルの方が音のバランスがステレオより格段に優れていますよ〜)


見開きジャケットも嬉しかったですし、中のカタログになっていた内袋、ジョージ・マーティンのライナーも良かったですね〜。

今日、久々に聴いてみましょうかね〜。


“Mono Box入手して日本編集盤のMeet The BeatlesとNo.2、No.5を作って、“編集盤として優れてたな〜この3枚は〜”と再確認している”

Nancleベースでした〜。



追記です。

ブログでもYou Tubeでもなんでもいいんで出来れば、当日の模様見たいか聴きたいです〜!!



....and Now, Here they are!!


20日のAbbey Road、頑張ってください!!!!
Posted by Nanclenyzer'sのベースです。 at 2009年09月17日 14:30
Nanclenyzer'sのベースさん、さすがに詳しいですね〜。一度、ぜひビートルズを肴に酒を飲みましょう!朝までね。ははは。Abbey Roadの話、良くご存知ですね!頑張ってきます!
Posted by 国王SUNKING at 2009年09月18日 20:50
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